鏡餅ってなあに?
お正月に欠かせない日本のならわし
鏡餅は、各家庭で新しい年の神様である「年神様:としがみさま」をお迎えするためのお供え物です。2段の丸もちは太陽と月を表していて、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味があります。もちの上にのせる果物はみかんのようにも見えますが、家族が代々栄えるように橙(だいだい)という果物をのせます。両側に配する裏白(うらじろ)は、古い葉が落ちずに新しい葉が出てくる、生命力と長寿の象徴。ゆずり葉は、世代がゆずられ、続いていくように。
報徳二宮神社の鏡餅
神社の田んぼで、みんなで栽培した糯米(もちごめ)で鏡餅をお供えしています
報徳二宮神社の鏡餅は栽培から全て手作りで神さまにお供えしています。
御神田(ごしんでん)と呼ぶ神社の田んぼでは6月にもち米の稲の苗をみんなで植えます(御田植祭)。
そして、秋には収穫(抜穂祭)を行い、年末にお餅つき&鏡餅づくりを行っています。